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System Eventsでエラーが起きました: スクリプトエディタにはキー操作の送信は許可されません

自作のAppleScriptの中でkeystrokeコマンドを使って操作を行なっていたが、Sonoma 14.4.1のセキュリティアップデートを適用したところタイトルのようなエラーが出るようになった。

 keystroke "c" using {command down}

システム設定>プライバシーとセキュリティ>アクセシビリティでスクリプトエディタと自作スクリプトにコンピュータの制御の許可を与えていたが、これが機能しなくなっていた。

回避方法はAutomatorに権限を与えることだった。

PS Vitaの改造とRaspberry Piを使ったVitaDock Plusの導入

ネットの情報を参照してPlayStation Vitaの画面を外部ディスプレイに表示するVitaDockを導入したのでメモとして残しておく。 なお、現在はPCを使わずPS VitaだけでHENkakuを導入する手順が紹介されている。

[Vita] 2023年最新手順【HENlo】3.65-3.74 PC不要でCFW(HENkaku)導入 – もぐ淡々

持っていたもの

  • PlayStation Vita 3G/Wi‐Fiモデル クリスタル・ホワイト (限定版) (PCH-1100 AB02)
  • ワイヤレスコントローラー (DualShock4)
  • 8GB microSDメモリカード

このプロジェクトのために購入したもの

  • Raspberry Pi Zero 2 W (3,113円)
  • GeeekPi Raspberry Pi Zero 2 W ケース/Zero W ケース (1,148円)
  • PSVita用USB充電&データ切替ケーブル (1.5m) (1,480円)

参照した情報

2022年更新版 PS Vitaを改造してみる。(FW3.65~3.74) [ h-encore² ] – もぐ淡々

PS Vita [ AutoPlugin2 ] の導入。 – もぐ淡々

PS VitaをNintendo Switchのように携帯モード、テレビモードで使う(1) |ワビスケ/ PBMB

手順(上記のリソースから得られる情報の手順のみ)

PC側の操作はParallels Desktop上のWindows 11仮想環境で実行した。

1. PC側の操作

  1. PCにコンテンツ管理アシスタントをインストール
  2. PCにQCMA USBドライバをインストール
  3. PCにFinal h-encoreをダウンロードして実行
  4. PCとPS VitaをUSBデータ通信ケーブルで接続

2. PS Vita側の操作

  1. コンテンツ管理アプリを操作してh-encore2をPS Vitaにコピー
  2. ホーム画面からh-encore2を実行し、HENkakuとVitaShellをインストール
  3. h-encore2の終了はメニューからExitを選ぶ*1
  4. ホーム画面から設定を開き、「HENkakuの設定」として「リスクのあるユーザープログラムを有効化」にチェックする
  5. ホーム画面からVitaShellを実行し、STARTボタンを押してMain settings画面を開き、SELECTボタンの動作としてFTPあるいはUSBを選択して×ボタンを押しファイラー画面に戻る
  6. VitaShellのファイラー画面でSELECTボタンを押すとPCからFTPあるいはUSBストレージとしてPS Vitaにアクセスできるようになる

3. PC側の操作

  1. AutoPlugin2.vpkをPCにダウンロードする
  2. PCのファイラーを使ってAutoPlugin2.vpkをPS Vitaに転送する

4. PS Vita側の操作

  1. ホーム画面からVitaShellを実行し、AutoPlugin2.vpkをインストールする*2
  2. ホーム画面からAutoPlugin IIを実行し次の2つのプラグインをインストールする
    1. ds4vita by xerpi
    2. udcd_uvc by xerpi
  3. AutoPlugin IIによるインストールを終了するとPS Vitaが再起動する
  4. HENkakuが消えているので再インストールおよび設定をやり直す
  5. DualShock4コントローラーとPS Vitaをbluetoothで接続する*3

5. PS VitaとPCでの動作確認

  1. PS VitaとPCをUSBデータ通信ケーブルで接続し、Windows標準のカメラアプリを起動したときにPS Vitaの画面がカメラアプリに表示されればudcd uvcが正しく動いている

6. PC側での操作

  1. GitHubからVitaDock Plusのイメージファイルをダウンロード*4
  2. Raspberry Pi ImagerでイメージファイルをmicroSDメモリカードに書き込む

7. Raspberry Piでの操作

  1. Raspberry Piにモニタ、マウスを接続しmicroSDメモリカードのイメージから起動する
  2. Raspberry PiとPS Vitaをbluetoothで接続する
  3. Raspberry PiとPS VitaをUSBデータ通信ケーブルで接続し、PS Vitaの画面、音声がHDMI経由でモニタに出力されていれば成功

やらなければよかったこと

HENkakuは2024年1月19日時点でのPS Vitaの最新のファームウェア 3.74 に対応している。ただしPS Vitaを再起動するたびにHENkakuを再インストールしなければならない。

modoruとENSOを使ってPS Vitaのファームウェアを 3.60 あるいは 3.65 にダウングレードしたのちにバージョンを固定する方法が紹介されているので行ってみた。ただし、自分の環境では3.65 にダウングレードした後にPS Storeにアクセスできなくなった。ゲームアーカイブスから古いゲームをダウンロードして遊ぶのが今回の改造の目的であったのでこれでは困る。結局ファームウェアバージョンは 3.74 に戻すことにした。なお、3.65 にダウングレードするとオンラインでのファームウェアアップデートができなくなる。このため、最新のファームウェアに戻すには、3.74 のファームウェアのイメージファイルをダウンロードしてmodoruで再インストールするという手順を踏む必要があった。

不満点

  • 画面のアスペクト比が4:3のPS1のゲームを実行すると、PS Vitaのディスプレイでは正しいアスペクト比で表示されるが、UVC経由で外部出力した画像は16:9に引き伸ばされた表示になる。画面設定の変更方法がわからない。

その他の覚え書き

  • ゲームアーカイブスの古いゲームをPS Vitaで遊ぶ時、PSボタンを長押しすると設定画面が開き、アスペクト比などの画面設定を変えることができる。ただしこの設定はPS Vitaのディスプレイに表示する場合に有効であって、UVC経由での外部出力でのアスペクト比変更はできない。
  • 外部ディスプレイで古いPlayStationゲームを遊ぶにはPS Vita TVという選択肢もあるが、メーカー生産終了品で中古価格が高騰しておりオークションやフリマサイトでは現時点(2024/1/19)で概ね2万円〜2万5千円くらいの価格帯で取引されている。
  • Raspberry Piの価格も上がっているが、VitaDock PlusがZeroに対応したことで比較的安価にDockが作れるようになった。3B+が必要だったら導入していなかった。Zero 2以上の処理性能があればそれほど遅延を感じずに遊べる。
  • PC/Mac経由で映像出力するのでよければわざわざRaspberry Piを購入する必要はなく、PC/MacとPS VitaをUSBデータ通信ケーブルで接続しカメラアプリなどで表示すれば良い。ただしMacのFaceTimeやフォトブースでは左右反転して表示される。これは設定で変えられないのでサードパーティのアプリケーションを使用する必要がある。次のアプリが使いやすかった。
    • Quick Camera (Mac用)
    • PadDisplay (iPad用)

*1:通常のPS Vitaアプリケーションの終了操作(PSボタンを押してホーム画面に戻り壁紙を剥がす)では終了できない

*2:ファイラー画面からAutoPlugin2.vpkにカーソルを合わせて⚪︎ボタンを押すと”Do you want to install this package"とダイアログが表示される

*3:DualShock4コントローラーをペアリングモードにするにはコントローラーのSHAREボタンとPSボタンを同時に長押しする

*4:自分が使用したバージョンは2.5

Amazon Kindleアプリが異常終了する

昨日(2024年1月3日)午後5時過ぎにiPadのKindleアプリが異常終了するという現象が発生した。 直前までダンジョン飯の10巻を読んでいたが、11巻を開こうとしたところアプリが異常終了した。 SNSを見ると同様の現象に遭遇した人がかなりいたようだ。機内モードにしてダウンロード済みの本を開くのは問題無いらしく、Amazonのサーバとの通信に問題がありそれがアプリを異常終了させた可能性が高いようだ。 何のメッセージもなく、突然アプリが落ちるので、iPadの環境に何か異常があったのではないかと少し悩んだ。

Windows 10のタスクバーを「自動的に隠す」に設定しても自動的に隠れない場合の対処法

会社のWindows 10マシンでタスクバーを「自動的に隠す」に設定しても隠れない。 設定直後は隠れるが、再表示するとそのまま表示され続ける。

タスクバーの設定

Microsoftフォーラムの投稿を調べたところ、エクスプローラーを再起動すると良いということであった。 タスクマネージャーを開いてエクスプローラーを再起動する。*1

タスクマネージャー

無事に自動的に隠れるようになった。 MacのFinderと違ってWindowsのExplorerは「ファイル管理アプリ」だと思っていたが、GUIも実現しているのだろうか。

*1:エクスプローラーがない場合は起動する

Automatorのワークフローでシェルスクリプトに引数を渡す

ワークフロー

Finderで選択したファイル・フォルダのリストに対して、ユーザが入力したオプションでシェルスクリプトを実行させる方法がわからなかったがようやく解決した。

Automatorワークフロー

備考

  • ユーザのテキスト入力は"-v -x -y -z"のように空白を含んでもすべて"$1"に格納される。
  • シェルに渡される$@には、直前の入力(=$1)と値を取得した変数が連結されて格納される。
  • 上記例ではユーザのテキスト入力がnullであった場合のチェックはしていない。
  • 「テキスト入力を求める」の部分は、それより上のステップからの「入力を無視」に設定している。そうしないと、デフォルト値に変数("FOLDERS")の値がセットされてしまう。

Macの日本語変換時に変換候補に絵文字が出ないようにする

環境

macOS 13.5.2 Ventura

困っていたこと

ライブ変換で変換候補に絵文字が表示され、入力効率が著しく低下していた。

対策

Appleのコミュニティフォーラムの記事を見て対策した。

日本語変換時に、絵文字が出まくって閉口… - Apple コミュニティ

  1. Fn+Eで文字ビューアを開く
    文字ビューア
  2. 右上の(...)Vからメニューを開き「リストをカスタマイズ...」を選択
    メニュー
  3. 絵文字のチェックボックスをオフにする
    絵文字のチェックボックスをオフにする

今のところうまく行っている。

追記

一時的にうまく行ったように見えたがまた絵文字が変換候補に表示されるようになった。上記の方法では解決策にならないようだ。